転職ノウハウ・コラム | 2021年5月31日

山形で転職エージェントを利用すべき人の10個の特徴

この記事を書いた人

コンサルタント

神谷 貴宏

3,000人以上の転職をサポートしてきたベテランコンサルタント。大手証券会社、半導体商社、総合人材サービス会社を経て転職支援会社へ入社。「心から満足できる出会い」をモットーに、日々業務に取り組んでいる。趣味はゴルフ。

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転職活動の真っ只中にいる人なら誰もが一度は耳にするであろう「転職エージェント」という存在。求職者と企業を繋ぐ仲介役となる転職エージェントは、今や20~30代の若手にとってはおなじみの求職ツールとなりつつあります。

とはいっても、一部では「営業トークにのせられてしまう」「かえって足手まといになる」といったネガティブな声が挙がることもあり、まだ利用したことのない人の中には、「手を出しづらい」と考える方も多いのではないでしょうか。

そんな不安に思っている人に向けて、どんな人が転職エージェントを利用すべきかをまとめました。

1.転職エージェントとは?

転職エージェントとは、正式には「有料職業紹介事業所」と呼ばれる、厚生労働大臣の認可を受けた人材紹介会社に所属する転職やキャリアコンサルの専門家の別称です。

求職者が良い企業を探しているのと同じように、多くの企業も良い求職者を探しています。人材紹介会社はそんな企業と転職希望者を繋ぐ役割をになっています。

転職エージェントの利用方法

自分にマッチした転職エージェントをリサーチ&登録

ひとくちに転職エージェントといっても、リクルートエージェントやDODAといった全国に展開する大手から、地域に根ざした中小規模のものまでさまざまです。まずは自分に合っていると思う転職エージェントを調べましょう。

希望に沿った転職エージェントを見つけたら、そのホームページから登録画面に行き、必要情報を入力しましょう。名前や住所といった基本情報だけでなく、経歴やスキルなどを入力する欄もありますが、それはあくまで転職エージェントが登録者の人となりを把握するためのものですので、企業に提出するようなカッチリとしたフォーマットでなくても大丈夫です。

面談後、転職エージェントから求人票をもらう

登録画面で必要情報を入力後、転職エージェントから連絡が来るのは当日〜3日が目安。メールか電話のどちらで連絡が来るかは各会社によって異なりますが、その連絡をもって最初の面談日程を決定するというのは、どこも共通しています。

転職エージェントを利用するうえで、最初の面談は非常に重要なもの。基本的には人材紹介会社のオフィスにある面談ルームで行われますが、場合によっては電話で行ったり、転職エージェントが転職者の職場近くのカフェなどに出向いてくれたりといったケースもあります。そこでこれまでの経験や希望条件などの刷り合わせを行ったあと、転職エージェントがピックアップした企業の求人票を受け取ることとなります。

もらった求人票から応募したい企業を選び、それを担当の転職エージェントに伝えるだけでOK。以降から選考において、転職エージェントからのサポートが受けられるようになります。

2.こんな人は転職エージェントを活用すべし

さてここからは、実際に転職エージェントを使おうか悩んでいる人たちに向けて、「こんな人は転職エージェントを使った方がいい!」という例を挙げていきます。下記に書かれていることが少しでも自分に当てはまると感じた人は、是非転職エージェントを活用してみてください。

(1)異業種に転職したいけど、自分に合う仕事がわからない

「いまの仕事が自分に向いていないから」というのはよくある転職理由の一つ。だからといって「本当は何が自分に向いているのか」というのは、家族や友人に相談して得られるものでもありません。そういうときこそ、転職エージェントの出番です。

何人もの求職者の相談に乗ってきた転職エージェントが、簡単な会話を通してこれまでのキャリアについてヒアリングし、求職者の性格や長所・短所まで客観的に分析した上で、候補にすら考えていなかった業界まで幅広く求人を紹介してくれます。

また、業界の人でないと知らないような具体的な仕事内容などを提供してくれるため、紹介された会社が未経験の業種・職種であっても不安を感じずに済むというメリットもあります。

(2)スキルを活かしてキャリアアップしたいが、目ぼしい求人が見つからない

キャリアアップのために転職をしようとしても、ハローワークや転職サイトですぐに希望条件と合致した求人が見つかるとは限りません。

それら求人サービスは掲載期間が限られていますし、企業も常に募集をかけているわけではありませんので、タイミングが悪ければ、前職・現職よりも待遇のいい会社を1社も見つけられないという事態もありえます。

対して転職エージェントは、非公開求人と呼ばれる企業HPや求人サイトや転職サイトには掲載されていない求人を多数保持しています。そのため、理想の仕事が見つかる可能性がぐっと高まることが期待できるのです。

(3)自分の市場価値を客観的に分析してほしい

転職活動では新卒時と違い、前職でどんな成果を残したか、どんなスキルを身に付けてきたかが重要視されます。そのため、ポテンシャルではなく具体的な能力面で他人よりも秀でていることをPRしなければなりません。

転職エージェントはたくさんの求職者を見てきたスペシャリストです。これまでのキャリアで培ったスキルを表面化し、求職者個人の市場価値を分かりやすく解説してくれます。

(4)書類選考に通過しやすい履歴書や職務経歴書を作成したい

書類選考の通過率は平均30%ほどといわれています。そんな少ない枠を勝ち抜くためには、採用担当者に響くクオリティの高い履歴書と職務経歴書を用意しておく必要があります。

転職エージェントは「企業がどんな書類を求めているのか」を熟知しているため、提出書類を企業にPRできる形になるよう添削してくれます。書類づくりが苦手な人にうってつけなサポートといえます。

(5)面接対策をしてほしい

転職時に限らず、就職活動において最も難関といえるのが面接です。普段は落ちついて話せるのに、いざ面接となると緊張していつもの自分を出せないという人は多いのではないでしょうか。また新卒時は対策にじっくり時間をかけたり、学校からのサポートを受けられたりしましたが、転職の場合はそうはいきません。

転職エージェントは面接の練習相手となってくれるだけでなく、採用担当者との接点を活かした質問の予測までしてくれるので、面接が苦手な人には特にメリットが大きいです。

(6)事前に応募企業の職場環境などを知っておきたい

基本的に求人広告には企業にとって都合の悪いことは書かれていません。そのため求人広告を信用して転職をしたら、その内容と全く違う劣悪な労働環境だったという話も珍しくないでしょう。

対して転職エージェントは、自社の登録者によりよい求人を紹介しなければならないといった使命を持っているため、メディアで見る求人だけでは判別しづらいことも細かく教えてくれます。ブラック企業だけは避けたいと考えている方は、大きな安心感を得られるはずです。

(7)遠隔地から転職したい

たとえば山形から東京の企業に転職したい場合、面接などの度に上京を繰り返すのは大きな負担となってしまいます。東京から山形の企業に転職したい逆のパターンも同様です。そんなとき転職エージェントは、電話やスカイプでの面接交渉や日程の調整を行ってくれるので、心強い存在となります。

さらに地域に根差した転職エージェントならば、その土地の求人企業と親密な信頼関係を築いている場合が多く、特に都会から地方への転職を希望する人にとって、転職活動を円滑にする唯一無二のパートナーとなってくれることでしょう。

(8)複数社足並みをそろえて転職活動を行いたい

転職成功者の平均応募者数は15社と言われているなか、効率よく転職活動を進めるには複数社同時にアプローチをかけることが基本となります。

そこでネックになるのが面接日程や内定のタイミングがバラバラになってしまうこと。コストが余計にかかってしまったり、どれか1社の選考を諦めなければならなかったりといった事態にも繋がりかねないため、日程関連の交渉は慎重に行わねばなりません。

転職エージェントはそんな交渉ごとを代行し、求職者の負担を減らしてくれます。

(9)在職中でなかなか転職活動を進められない

転職者の7~8割は仕事をしながら転職活動を行っていると言われています。そのなかには厳しい時間拘束に縛られていたり、なかなか有給休暇が取れなかったりと、他人よりもハンデを背負ってしまっている人も多いのではないでしょうか。何度も言っていることですが、転職エージェントは細かな調整作業を代行してくれるため、なかなか時間が取れない人にはピッタリな求職ツールといえます。

(10)なるべく早く転職先を決めたい

転職者の7~8割の人は現職を続けながら転職活動をしているといわれていますが、言い換えれば2~3割の人は仕事を辞めて転職しているということ。そういった人は素早く転職を成功させなければなりません。かといって「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」の理論で適当な会社には入社したくありません。

一人でがむしゃらに応募するのではなく転職エージェントと相談しながらであれば、たくさんの選択肢から転職活動を進めることができるので、スピーディーかつ妥協せずに結果を出すことができるでしょう。

3.自分は利用しなくても大丈夫と思っているアナタへ

ここまでどういう人が転職エージェントを利用すべきなのか紹介してきましたが、このサービスの1番の魅力は、充実のサポートをすべて無料で受けられることにあります。

上記が当てはまらなかった人でも、ハローワークや転職サイトを使った個人の転職活動と並行しながらでもいいので、一種の「保険」として転職エージェントを利用しておくと便利です。使わなくて損することはあっても、使って損することはまずないでしょう。

まとめ

地方で転職活動を行うならば、その地域密着型の転職エージェントを使うことがより良い転職活動にするためのカギとなります。例えば、山形で転職活動するならば、山形に特化した転職エージェントがおすすめです。

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